簿記論・財務諸表論合格のコツ


簿記論・財務諸表論合格のコツを教えて♡

仮計算メモは今すぐ破り捨てるべき

そんなこと言っていいのかよ・・・
簿記論と財務諸表論は同時に勉強しよう
みなさん、簿記論と財務諸表論の科目選択で悩んでいますか?仕事の都合でどちらか一方の科目に絞らざるを得ないこともあるかもしれません。
とはいえ、おススメは、簿記論と財務諸表論は、1年のうちに同時に勉強することです。同じ内容を目線を変えて勉強するイメージなので、同時に学習する方がパフォーマンスが上がります。
どちらかといえば財務諸表論の方が合格しやすいイメージですが、人によって相性がありますからね。
簿記論が苦手な人は総合問題の時間が足りない、財務諸表論が苦手な人は論述が苦手という声をよく聞きます。
このページでは、悩める受験生に向けて、受験生時代に私自身が思っていたことを書きます。
総合問題の仮計算は時間の無駄?
いろいろ意見のある所だと思いますが、皆さんどうお考えでしょう。
私自身は、最初仮計算を利用して総合問題を解いていましたが、どうがんばっても圧倒的に時間が足りなくなるため、途中からやり方を変えました。
残高試算表がはじめに与えられるでしょうから、問題分の情報を処理しながら残高試算表に直接修正値を書き込んでいき、最後に合計していました。
インターネットで検索すると、やり方を詳しく解説したサイトにヒットするはずです。
新たな勘定科目を書き加える際に余白が足りなくなったりすることもありますが、そこは慣れでどうとでもなりました。
したがって、私個人の意見としては、仮計算は時間の無駄と思っています。
理論は丸暗記じゃない。
財務諸表論の理論は、税法科目の理論と異なり、丸暗記と考えない方がいいです。
予備校で与えられられる理論集がありますが、赤シートで隠しながら丸暗記する勉強はやめましょう。
それよりも、①なぜその問いかけに対し、そのような回答になるのか。②予備校の模範解答を自分の話し言葉で表現するとどうなるか、を意識して学習してください。
とくに自分の話し言葉で表現するときには、ぬいぐるみにでも向かって、教師になったつもりで教えるつもりで表現すると、強烈に記憶に残ります。
イメージ的には、自分の話し言葉で表現できるようになってから、だんだんと教科書的な言い回しに修正していきます。もちろん最終的には、教科書的な言い回しでないと加点されませんから、試験までに教科書的に表現できるように持っていきます。
ここでのポイントは、最初から教科書的な言い回しに固執して、字面を負うだけの暗記になってしまうと失敗するリスクが高くなるということです。最初、自分の言葉で表現してみることで、日本語の中身が理解できるように努力するのです。
財務諸表論の理論は、税法科目の理論と比べると簡単なはずですが、財務諸表論の合格が理論のせいで遅くなる人は丸暗記の勉強に慣れてしまっている可能性があります。
もし悩んでいるのであればやり方を見直してみましょう。
まとめ
私が受験していたときに、こうしたらグングン点数が上がっていった、というコツを二つご紹介しました。
もちろんこの前提として圧倒的な勉強時間量で、基礎学習を行うことは必須にはなります。
総合問題や理論を勉強しているということは、ある程度学習の進んでいる方も多いはずです。
この調子で合格まで走り抜けましょう。